• 過去の講座・イベント

    2012年度・後期(2012年10月-2013年3月)

    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    ヴィンテージコスチュームジュエリーのABC

    講師:清水美詠子

    ハリウッド映画の黄金時代、また、オートクチュールのショーでも重要な役割を占めた華やかなコスチュームジュエリーの歴史と変遷についてお話します。また、長年コスチュームジュエリーを扱ってきたディーラーだからこそ語ることの出来るコーディネート術や購入時の注意点などについても合わせて教えていただきましょう。

    コスチュームジュエリー
    受講対象  
    講座名 「ヴィンテージコスチュームジュエリーのABC」
    講師 清水美詠子
    日時 3/20(水) 19時〜21時
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 4,000円 or チケット1枚

    清水美詠子(しみず みえこ)

    神楽坂、コスチューム・ジュエリーショップ「ジェリクール」店長。コスチューム・ジュエリーの輸入商社を経て、15年前に神楽坂にショップをオープン。ヨーロッパに年に4〜5回買い付けに出かけ、時代を反映する貴重なジュエリーをセレクト、販売し、日本女性のおしゃれを手助けする役割を果たしている。
    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    ロマノフ〜ハプスブルグ家、19世紀、東欧の秘宝

    講師:有川一三

    『からくり細工のイースター・エッグ』で有名なロシアの名工、ファヴェルジェを庇護したロマノフ王朝、また、女帝マリア・テレジアからシシィに受け継がれたハプスブルグ家の秘宝について「アルビオンアート」の有川社長が熱く語ります。普段語られることの少ない東欧のアンティーク・ジュエリーの魅力に触れる絶好のチャンスでもあります。 プティ・セナクルの新年会を兼ねた講座です。テーマに合わせ、趣向を凝らしたメニューをご用意いたします。

    ロマノフ
    作品:ロシアンエナメルCrucifix クロスペンダント Faberge 1900年頃 写真提供:アルビオンアート
    受講対象  
    講座名 「ロマノフ〜ハプスブルグ家、19世紀、東欧の秘宝」
    講師 有川一三
    日時 2/11(月) 11時〜14時半
    会場 帝国ホテル17階 インペリアルラウンジ「アクア」
    http://www.imperialhotel.co.jp/j/
    受講料 会員:10,500円 or チケット2枚+2,500円
    一般:11,500円

    お料理、飲み物付き

    有川一三(ありかわ かずみ)

    ホテルニューオータニ博多とホテルオークラ東京にショップをもつ、アルビオンアート株式会社、代表取締役社長。アルビオンアート・ジュエリー・インスティテュート(AAJI)を設立し、ジュエリーと芸術・文化の交流に広く貢献している。2005年より東京芸術大学非常勤講師(ジュエリー史担当)。2009年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ叙勲。
    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    北欧のシルバー

    講師:佐藤秀和

    憧れのジョージ・ジェンセン以外にも、王立国、デンマークやスウェーデンには長年、素晴らしいシルバーウエアが存在しました。そんな北欧シルバーのブランドとデザイナーのホールマークを学びながら、今なお目に新しいスタイリッシュな北欧シルバーを手に入れる近道についてお話します。

    コスチュームジュエリー
    受講対象  
    講座名 「北欧のシルバー」
    講師 佐藤秀和
    日時 2/6(水) 19時〜21時
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 4,000円 or チケット1枚

    佐藤秀和(さとう ひでかず)

    1945年東京生まれ 1968年日大芸術学部卒 1969-1986年デンマーク住、骨董店経営 1987-2006年東京、横浜で骨董店経営、主に ロイヤルコペンハーゲン、ジョージジェンセン等の銀製品が専門 2006年以降、国内外骨董でのインターネット取引を中心とする。http://www.antique-hammer.jp
    Etre comme Parisien et Kyotonais〜石澤季里のセレクト

    カフェ・ソサエティー『シュール・レアリズムのデザイナー、スキャパレリの素顔』

    講師:堀清英

    マン・レイやダリの親友でシャネルの天敵。また、コクトーやべラールとのコラボでも有名なアール・デコ時代の奇才のファッションデザイナー、スキャパレリ。NYのメトロポリタン・ミュージアムで「スキャパレリ+プラダ」展が開催され、再注目されているデザイナーの華やかな交友関係とそこで生み出された奇想天外な創作の数々についてファッション史に詳しい講師が愉しく語ります。


    受講対象  
    講座名 「カフェ・ソサエティー『シュール・レアリズムのデザイナー、スキャパレリの素顔』」
    講師 堀清英
    日時 2/1(金) 19時〜20時半
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 4,000円
    お茶、お菓子付き

    堀清英(ほり きよひで)

    ロバート・デニーロやヨーコ・オノ、他、有名、無名問わずにその人の美点を写真に捕らえる肖像写真家として活躍中。'91年よりニューヨークのICP(国際写真センター)にて学び、 '97年帰国し、雑誌・広告・CDでもフリーランスカメラマンとして活動している。 http://www.kiyohidehori.com/
    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    絵画のなかのカシミール織り

    講師:福西弘美

    現在、パリ・オルセー美術館でも「印象派とファッション」という展覧会が開催中ですが、19世紀の絵のなかで最もファッショナブルな女性が身につけたのがカシミール織りです。そんなカシミール織りの起源とヴィクトリア時代のヨーロッパを騒然とさせたお洒落なカシミール織りについてお話します。今回の授業では、カシミール織りの実物も、いくつかお見せする予定です。


    当時、大流行したカシミールの大判ショールをふわりと羽織り外出する、富裕階級の女性を描いた19世紀の絵画。
    受講対象  
    講座名 「絵画のなかのカシミール織り」
    講師 福西弘美
    日時 11/11(日) → 1/27(日) 13時半〜15時半
    *日程が変更になりました
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 4,000円 or チケット1枚
    お茶、お菓子付き

    福西弘美(ふくにし ひろみ)

    パリのクリスティーズにてフランス美術史を学んだ後、2000年に「メゾンダール」を設立、アンティーク家具、インテリアオブジェの輸入販売を行う。2004年からベルギーに居を移し、LEUVEN市 KL DECORのインターナショナルセールス担当。オンラインショップ「EURO LIFESTYLE」を運営。2012年6月、兵庫県芦屋市にショールームをオープン。現在はヨーロッパ、日本の間を往復しながら活動を続けている。
    Gourmet lecture〜グルメ・レクチャー

    パーティーの歴史vol.21 「印象派の食卓」

    講師:大原千晴

    大変なグルメで、自らもキッチンに立ったモネ、また、その親友で温かな家庭に恵まれたルノワール…。互いに尊敬し合い、よきライバルでもあった19世紀末の印象派の画家たちの食卓を探ります。この日のために用意されたブノワ特製の料理で2012年を振り返りながら皆さんと御一緒に心地良い時間を過ごしたいと思っています。


    上:Pierre-Auguste Renoir,Luncheon of the Boating Party,1880-1881,The Phillips Collection,Washington, D.C.、下:Claude Monet,Le dejeuner sur l'herbe, (right section), with Gustave Courbet,1865-1866,Musee d'Orsay,Paris.
    受講対象  
    講座名 パーティーの歴史vol.21
    「印象派の食卓」
    講師 大原千晴
    日時 12/23(日) 10時半〜13時半
    会場 青山「ブノワ東京」
    http://www.benoit-tokyo.com
    定員 30名
    受講料 会員:9,500円 or チケット2枚+1,500円
    一般:10,000円

    フルコース、グラスシャンパン付き

    大原千晴(おおはら ちはる)

    英国骨董おおはら」店主。骨董銀器専門家。食文化ヒストリアン。早稲田大学法学部卒業。料理研究家の母・大原照子氏がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で骨董銀器の魅力に開眼し、1991年「英国骨董おおはら」開業。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)、「名画の食卓を読み解く」(大修館書店)。
    大原千晴
    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    芸術の背景〜心の目で視る展覧会<第2回>
    三菱一号館美術館「シャルダン展-静寂の巨匠」開催記念
    18世紀の「パリ」とその暮らし

    講師:石澤季里

    フランスの黄金時代、18世紀。時代を彩る工芸品や当時の娯楽について、当時の生活をキャンバスに映し出した画家の視点で愉しくお話しします。

    シャルダン
    >Jean-Baptiste Simeon Chardin ,le benedicite,1740,Musee du Louvre,Paris.
    受講対象  
    講座名 「18世紀の「パリ」とその暮らし」
    講師 石澤季里
    日時 12/21(金) 19時〜20時半
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 4,000円 or チケット1枚

    お茶、お菓子付き

    石澤季里(いしざわ きり)

    フランスの食や地方文化にも通じているフレンチ・アンティーク研究家。プティ・セナクル代表。2000年1月、カルチャースクール「アンティーク・エデュケーション」を開校。現在は、カルチャーサロン「プティ・セナクル」と改名し、「旅して学ぶフランス貴族の暮らし」を軸に、マナーからヨーロッパの美術様式まで、より広く学べる場を提供している。著書に「パリ 魅惑のアンティーク」(阪急コミュニケーションズ)他。
    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    日常に取り入れるアンティーク・リモージュ

    講師:河合恵美

    フランス人だけでなく、私たち日本人にとっても身近なフランス磁器、リモージュ。そんなリモージュの魅力をその歴史とテーブル・デコレーションのHOW TOと共に学びます。エキスパートならではの購入時の注意点などもこの機会に教えていただきましょう。

    サンルイ バカラ ラリック
    受講対象  
    講座名 「日常に取り入れるアンティーク・リモージュ」
    講師 河合恵美
    日時 12/5(水) 19時〜21時
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 4,000円 or チケット1枚

    河合恵美(かわい えみ)

    上智大学文学部フランス文学科卒業後、美術館勤務を経て、渡仏。2008年まで、パリ日本文化会館にて勤務。その後、オークション会場付設のドルーオー学校にて、骨董プロフェッショナル・コースに在籍、2010年ディプロマ取得。同年、テーブルアートを中心とするフランス骨董のネットショップ「CocoRococo」をオープン。
    Etre comme Parisien et Kyotonais〜石澤季里のセレクト

    【秋のロンドン】暮らしを彩るロンドン・スタイル

    講師:木本玲子

    王室、ガーデン、散歩、音楽、アフタヌーンティーにアンティーク・マーケット…。それぞれの界隈に独特のカルチャーが根付く、ロンドン。その魅力はつきる事がありません。この町に暮らし、インテリア史を学んだ木本玲子さんが、大好きな町、ロンドンの「四季の歳時記」について、映画や文学のワンシーンを交えながら語ります。今回はロンドンの休日のブランチにスポットを当てて、そこで使われている食器やカトラリー、それを日本の食卓に生かす方法をお話します。

    受講対象  
    講座名 「【秋のロンドン】暮らしを彩るロンドン・スタイル」
    講師 木本玲子
    日時 11/18(日) 11時〜14時
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 5,000円 or チケット1枚+1,000円
    ブランチ付き

    木本玲子(きもと れいこ)

    明治学院卒業後、ロンドンのインチボード・スクール・オブ・デザインにてインテリア史を学ぶ。帰国後アンティーク家具店に勤務し、主に販売を担当。2000年、成城にアンティーク雑貨店「attic(アティック)」をオープン。買い付け、販売のエキスパート。
    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    フランスのガラス サン・ルイ、バカラからラリックまで

    講師:河合恵美

    硬質なきらめきが美しいクリスタルグラスから装飾品まで。現在でも比較的市場で見つけやすい19世紀から20世紀はじめのフランスのガラスを取り上げ、それぞれのブランドの魅力についてお話しします。

    サンルイ バカラ ラリック
        
    受講対象  
    講座名 「フランスのガラス サン・ルイ、バカラからラリックまで」
    講師 河合恵美
    日時 10/10(水) 19時〜21時
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 4,000円 or チケット1枚

    河合恵美(かわい えみ)

    上智大学文学部フランス文学科卒業後、美術館勤務を経て、渡仏。2008年まで、パリ日本文化会館にて勤務。その後、オークション会場付設のドルーオー学校にて、骨董プロフェッショナル・コースに在籍、2010年ディプロマ取得。同年、テーブルアートを中心とするフランス骨董のネットショップ「CocoRococo」をオープン。
    L’art passé au présent〜アンティークを生活に

    芸術の背景〜心の目で視る展覧会<第1回>
    国立新美術館「リヒテンシュタイン 華麗なる公爵家の秘宝」開催記念
    バロック、ロココ〜新古典主義時代のジュエリー

    講師:有川一三

    <新シリーズ「芸術の背景〜心の目で視る展覧会」>
    芸術家が誕生した時代背景や同時代のアート作品、また、創作秘話など、現在、開催中の展覧会をより深く理解し楽しむための講座です。

    宮廷人が愛した「バロック、ロココ〜新古典主義時代のジュエリー」を前に、その優美な時代背景や様式の特徴について「アルビオンアート」の有川社長がお話します。「素晴らしい収集品こそが我が家の名誉」と語った公爵家秘蔵のヴァン・ダイクやルーベンスの絵画がアンティーク・ジュエリーを通して一段と身近に感じられるまたとない機会になるでしょう。

    バロックロココジュエリー
    ダイヤモンドボウ&ドロップイヤリング 素材:シルバー、ゴールド 1760年頃 写真提供:アルビオンアート
    受講対象  
    講座名 「バロック、ロココ〜新古典主義時代のジュエリー」
    講師 有川一三
    日時 10/21(日) 11時半〜14時15分
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 5,500円 or チケット1枚+1,500円
    パスタランチ付き

    有川一三(ありかわ かずみ)

    ホテルニューオータニ博多とホテルオークラ東京にショップをもつ、アルビオンアート株式会社、代表取締役社長。アルビオンアート・ジュエリー・インスティテュート(AAJI)を設立し、ジュエリーと芸術・文化の交流に広く貢献している。2005年より東京芸術大学非常勤講師(ジュエリー史担当)。2009年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ叙勲。
    マダム・ジジからの手紙 モード・フリゾンのお城 石澤季里ブログバナー

    アルビオンアート
    lecoledesartistes
    これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝
    2012年6月8日発売
    「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里