• 旅カルチャーコース〜過去に実施された旅

    2016年「花とアンティーク、そしてグルメシーンに触れる旅」

    旅カルチャーコースは、旅して学ぶ講座です。
    2016/8/18〜8/25

    デンマーク&スウェーデン 花とアンティーク、そしてグルメシーンに触れる旅 6泊8日

    プレ・クラス:計5回
    主催:プティ・セナクル
    写真は参考イメージです。

    ご自身では行くことが難しいデンマークの南仏、ボーホルム島を訪れ、ロイヤルコペンハーゲンの陶器やジョージジェンセンの シルバー、そしてデンマークリネンを購入したり、夏だけオープンする岬の突端のガストロノミックレストラン「カドー」でのディナーや、ドラマチックなフラワーデザインで有名なテーアナスンのガーデンなど、空、海、川、、、あたり一面がブルーに染まる、夏の終わり、白夜の季節のデンマークを満喫する旅となる 予定です。

    プティ・セナクル代表 石澤季里

    旅の日程

    1日目 8/18(木)
    11:40 成田発 スカンジナビア航空便でデンマーク・コペンハーゲンへ。 16:05着 着後、頼りになるナビゲーター、石澤季里の30年来の友人であるポール・エリック・クリスチャンセンさんと合流。ロイヤル・コペンハーゲン、ジョージ・ジェンセンのマーケッティングディレクターを経て、ジョージ・ジェンセンのパーツを製造する自社工場を経営。現在は、引退して孫の世話やロータリークラブ・ロスキルド地区の会長業務に明け暮れる悠々自適な日々を過ごしている。彼の運転で、スウェーデンの港町、イースタッドのホテル「KAFFEROSTERIET」へ。夕食を済ませ、明日の移動に備えます。    
    [ イースタッド、「KAFFEROSTERIET」泊 ]
    デンマーク
    ●ナビゲーター役のポールさん ●伝統的な建物が並ぶ夕暮れのイースタッド
    2日目 8/19(金)

    午前 ボーホルム島に旅立つ前に、スコーネの19世紀の城、「ソフィエロ・スロット」を訪れます。 美しい庭、そしてインテリアにスカンジナビアの歴史の奥深さを感じられることでしょう。 昼頃  フェリーでイースタッド〜デンマークの南仏、ボーホルム島へ渡ります。 ロンネ着後、セラミック・ミュージアムを訪れた後、北の隠れ家ホテル「Melsted Badehotels」へ。のんびりアペリティフを楽しみ美味しいディナーに舌鼓を打ちます。     
    [ ボーホルム島、「Melsted Badehotels 」泊 ]
    デンマーク
    ●いよいよ、ボーホルム島に到着です。 ●自然に囲まれたボーホルム島は豊かな食材の宝庫

    3日目 8/20(土)
     ゆっくり朝食を楽しんだ後、ボーホルム島の散策に出かけます。南仏気分が味わえる、工芸美術館、また、この島の農民の暮らしを知ることができる民族民芸美術館「GAARDEN」へ。ロイヤル・コペンハーゲン、ビングオーグレンダールのアンティークを豊富に取り揃えるアンティークショップなどで買い物も満喫した後、夏だけの岬の突端にオープンするミシュランガイド1星のレストラン「KADEAU」へ。 デンマークのレストランでは、今、世界が注目する最先端の料理と雰囲気が味わえます。リラックスしながら楽しむガストロノミック料理を堪能しましょう。ホテルに戻って楽しかった1日を思い出しながら眠りにつきます。        
    [ ボーホルム島、「Melsted Badehotels 」泊 ]
    デンマーク
    ●空と海と・・ゆったり流れる島の時間 ●ここでしか体験できない至福の料理をカドーで
    4日目 8/21(日)
    午前 この島で最も美しいビーチのあるデュエオッデに行きます。北欧の海を満喫した後、ランチを。 午後 その後、一番の観光地、スヴェネクを訪れます。セラミックアーティスト、ロッテさんのアトリエやチョコレートショップを訪問したりのんびり過ごした後、ニシンのスモーク工場でできたばかりの魚料理を堪能。暮れなずむ海を眺めながらホテルに戻ります。      
    [ ボーホルム島、「Melsted Badehotels 」泊 ]
    デンマーク
    ●島の南端のビーチへ ●おとぎ話に迷い込んだような街、スヴェネク
    5日目 8/22(月)
    早朝 フェリーでイースタッドを経由して、コペンハーゲンまで戻ります。17世紀、クリスチャン4世の建てたフレデリクスベルグ城を訪問。荘厳なバロックスタイルの庭が見事です。「アヴェニューホテル」にチェックインした後、 荷物を置いてバロックの申し子、テー・アナスンのフラワーショップやデザインショップ、骨董通りを堪能。 ディナーは、ミシュラン一つ星レストラン「レレ」です。    
    [ コペンハーゲン、「アヴェニューホテル」泊 ]
    デンマーク
    ●水面にその姿を映すフレデリクスベルグ城 ●今回はどんなアンティーク、デザインとの出合いが?
    6日目 8/23(火)
    午前 19世紀の温室のなかにできた「ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館」を訪れます。 彫刻、絵画、などなど、すばらしいコレクションが揃っています。 昼 ランチをしながら、ジョージ・ジェンセン・アンティークのスペシャリスト、ミケルセンさんにお話を伺います。 午後 デンマークのブロカント街でアンティークを散策します。  最終日のディナーは、「ノマ」なき後、デンマークの料理シーンを支えている「ゲラニウム」です。あっと驚く味とプレゼンテーションのモダンなガストロノミック料理を堪能します。 
    [ コペンハーゲン、「アヴェニューホテル」泊 ]
    デンマーク
    ●彫刻コレクションや印象派とポスト印象派の絵画も充実の美術館●ゲラニウムの美しいお料理とインテリア
    7日目 8/24(水)
     午後のフライトまで、各自フリー。  スーパーマーケットやストロイエ通りなどなど、ご自身でお買い物を楽しんでください。 15:45 コペンハーゲン発のスカンジナビア航空便で成田へ。
    [ 機内 泊 ]
    デンマーク
    ●コペンハーゲンの街を体感しよう
    8日目 8/25(木)
    翌日 9:35着  

    旅を楽しむためのプレ・クラス

    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #1
    SwElegance -『ギュスタビアン・スタイル、スウェーデン女性の暮らしと工芸』

    講師:Rica Shimabukuro

    18世紀、エレガントなギュスタビアンスタイルを生み出した北の国、スウェーデン。そこで生まれたガラスや白糸刺繍といった伝統的な工芸品を実際に見ながらスウェーデンの女性の暮らしぶりについてお話しします。

    受講対象  
    講座名 「SwElegance -『ギュスタビアン・スタイル、スウェーデン女性の暮らしと工芸』」
    講師 Rica Shimabukuro
    日時 5/28(土) 14時〜16時
    会場 経堂教室 教室アクセス
    受講料 6,500円
    (お茶、お菓子付き)

    Rica Shimabukuro

    デザイナー。ジュンアシダのデザイナーを経て代官山でオートクチュールのドレスサロン経営。後にマルタ共和国、シシリア島…と、北へ北へと移り住み現在スウェーデン在住。スウェーデンの国立工芸大学『Konstfack』のテキスタイル科大学院を2009年に卒業後、オリジナルのブランド『Rosenkrona』を立ち上げる。2016年より業務をオリジナルのジュエリーデザインへ移行。http://www.rosenkrona.com/
     
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #2
    遣って楽しむデンマークのアンティーク陶磁器

    講師:佐藤秀和

    デンマークを代表する陶磁器ブランド、ロイヤルコペンハーゲン社では、ヨーロッパの流行を受けて創業当時からさまざまなシリーズが誕生しました。また、ビングオーグレンダールやアルメニアなど、風合いやデザインも多種多様なのがデンマークの陶磁器の魅力です。意外に手頃な値段で手に入れられる19世紀のアンティークからコレクター垂涎のモダン・デザインまで、デンマークの陶磁器の魅力とその鑑定法を教えます。

    受講対象  
    講座名 「遣って楽しむデンマークのアンティーク陶磁器」
    講師 佐藤秀和
    日時 6/8(水) 19時〜21時
    会場 経堂教室 教室アクセス
    受講料 6,000円
    (お茶、お菓子付き)

    佐藤秀和(さとう ひでかず)

    1945年東京生まれ 1968年日大芸術学部卒 1969-1986年デンマーク住、骨董店経営 1987-2006年東京、横浜で骨董店経営、主に ロイヤルコペンハーゲン、ジョージジェンセン等の銀製品が専門 2006年以降、国内外骨董でのインターネット取引を中心とする http://www.antique-hammer.jp
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #3
    日々の花。花瓶のチカラ

    講師:市村美佳子

    日々の暮らしの中で、気軽に切り花を楽しむためのヒントを学ぶレッスンです。
    従来の「生け花」や「フラワーアレンジ」とは全く違うアプローチなので、花をいけたことがない初心者から、ベテランの方までどなたでも楽しんで頂けます。どんな料理を盛っても、美味しそうに見せてくれる使い勝手のいいお皿があるように、ただ花を差し入れるだけで、どんな花もいきいきと際立てたせてくれるチカラのある花瓶があります。北欧、フランス、日本、また、アンティークから作家物の花瓶を使ったデモンストレーションの後に、各自好きな花瓶を選び、実際に自分たちで花をいけてみます。使ったお花は各自お持ち帰り頂きます。

    受講対象  
    講座名 「日々の花。花瓶のチカラ」
    講師 市村美佳子
    日時 6/18(土) 14時〜16時
    会場 青山、アトリエ「Vervet Yellow」
    受講料 7,800円
    (お花代込み、お茶・お菓子付き)

    市村美佳子(いちむら みかこ)

    緑の居場所デザイン代表。1990年イギリスでフラワーアレンジを学び、帰国後、あんりゆきに師事。 1992年独立。 南青山にて花教室を主宰。雑誌「花時間」「オレンジページ」「家庭画報」などで活躍中。著書も多数。 雑誌「芸術新潮」にて、「日々の花」を連載中。http://www.midorinoibasho.jp/
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #4
    アール・ド・ヴィーヴル パリのお洒落と装いの歴史
    パリとデンマーク アール・ヌーヴォー時代のファションとジュエリー

    講師:石澤季里

    19世紀末から20世紀に花開いたアール・ヌーヴォー時代。革命で光を失ったフランスに、再びスポットが当てられたこの時代は、フーケやラリックといったパリを代表するジュエラーが誕生した時代でもあります。とはいえ、そうした名門ジュエラーは、時代の流れとともに忘れ去られていきます。空前の灯火と消えたパリのアールヌーヴォー・ジュエリー。それとは反対に、今なお魅力的なデンマークのジョージ・ジェンセンほか、アール・ヌーヴォー時代に誕生したデンマークのジュエラー。パリとデンマークのアールヌーヴォー・ジュエリーについて、当時のファッションと対比させながらお話ししたいとおもいます。

    受講対象  
    講座名 「アール・ド・ヴィーヴル パリのお洒落と装いの歴史パリとデンマーク アール・ヌーヴォー時代のファションとジュエリー」
    講師 石澤季里
    日時 --/--(-) 15時半〜17時半
    会場 経堂教室 教室アクセス
    受講料 6,000円
    (お茶、お菓子付き)

    石澤季里(いしざわ きり)

    5年に渡るパリ暮らしの間、フレンチ・アンティークの専門学校に通い帰国。2000年1月より、アンティークからフランス文化まで多岐にわたる講座を開催するカルチャー・サロン「プティ・セナクル」を主宰している。著書に「パリ 魅惑のアンティーク」(CCCメディアハウス)他。https://www.antiqueeducation.com/
    石澤季里
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #5
    海を制覇した男たち ヴァイキングの辿った銀の道

    講師:大原千晴

    8世紀末から11世紀中頃にかけてのヨーロッパは、ヴァイキングの時代です。 突然炎のごとく北欧の一角から立ち上がった男たちは、全長20メートルほどの小さな船を操って、海を渡り、川を漕ぎわたって、現在のアイルランド、イングランド、フランス、スペイン、イタリア、ロシア、トルコ、さらには北米にまで到達しています。ヴァイキングたちが足跡を残した遺跡からは、必ずと言っていいほど、銀がぎっしりと詰められた壺が見つかります。首飾り、腕輪、銀貨、すべて銀を素材とするものばかり。興味深いのは、そのコインのほとんがイスラーム圏の銀貨であること。いったい、これは、何を意味しているのか。この大量の銀を、ヴァイキングはいかにして手に入れたのか。ヨーロッパの銀器の歴史を考えるとき、この、「ヴァイキングと銀の深い関係」を知らずには、これを語ることは出来ません。

    受講対象  
    講座名 「海を制覇した男たち ヴァイキングの辿った銀の道」
    講師 大原千晴
    日時 --/--(-)
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 ---
    (お茶、お菓子付き)

    大原千晴(おおはら ちはる)

    「英国骨董おおはら」店主。骨董銀器専門家。食文化ヒストリアン。早稲田大学法学部卒業。料理研究家の母・大原照子氏がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で骨董銀器の魅力に開眼し、1991年「英国骨董おおはら」開業。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)、「名画の食卓を読み解く」(大修館書店)。http://www.ohara999.com/
    大原千晴
    マダム・ジジからの手紙 モード・フリゾンのお城 石澤季里ブログバナー

    アルビオンアート
    lecoledesartistes
    これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝
    2012年6月8日発売
    「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里