• 旅カルチャーコース〜過去に実施された旅

    2016年「ノスタルジックな手芸品を見つける旅」

    旅カルチャーコースは、旅して学ぶ講座です。
    2016/3/3〜3/10

    オランダ&フランス ノスタルジックな手芸品を見つける旅 6泊8日

    プレ・クラス:計5回
    主催:プティ・セナクル
    写真は参考イメージです。

    17世紀から、貿易国として栄えたオランダには、世界中からもたらされた素晴らしい手工芸品が集まりました。彼らはそうしたアンティークを上手にアップサイクルさせて現代生活に生かしています。今回は、そんなオランダとフランスのオシャレなアンティーク小物を蚤の市で手に入れたり、美しい淑女のファッション小物が集まる、宝石のような隠れ家ミュージアムやアトリエを訪れる予定です。最終日は、パリのアパルトマンで、松浦香苗先生の指導の元、手に入れたアンティークをアップサイクルさせて素敵なアクセサリーを作ってお土産にします。最新グルメレストランや皆さんで囲むアパルトマンでの食卓も楽しみにしていてください!
    【定員:6名】


    プティ・セナクル代表 石澤季里

    旅の日程

    1日目 2016/3/3(木)
    11:25 成田発KLMオランダ航空KL862便にてオランダ・アムステルダムへ。 15:10着 着後、4つ星「アンバサダーホテル」へ。      
    [ アムステルダム、「アンバサダーホテル」泊 ]

     
    2日目 3/4金)
    午前中 「ゴッホミュージアム」見学。 午後 市内・アンティークアーケード「アンティーク・セントル・アムステルダム」訪問。 ダッチ・シルバー、アール・デコ時代のキッチン用品から可愛い裁法道具まで、ここでしか手に入らないお宝が溢れています。「ヘンドリキュ・バッグミュージアム」見学。 世界唯一のバッグのミュージアム。3千点以上のバッグが集まっています。      
    [ アムステルダム、「アンバサダーホテル」泊 ]

     
    3日目 3/5(土)
    午前中 1年に1回のオランダ・コスチューム協会が主催する蚤の市「アンティーク・テキスタイル・マーケット」。針仕事から衣装にまつわるA~Zのアンティークが集まります。驚くほどリーズナブルな価格もさることながら、昔ながらのオランダの民族衣装に身を包んだマダムたちが販売にあたっているのも楽しいです。 午後 アムステルダムに戻るまでの間に誰もが知る「ミッフィー」で有名な街・ユトレヒトで観光を楽しみます。      
    [ アムステルダム、「アンバサダーホテル」泊 ]

     
    4日目 3/6(日)
    午前中 自由行動、レンブラント、フェルメールなど、常時8千点のアート作品を展示しているオランダ最大級の美術館「アムステルダム国立美術館」、ダッチ・デザインショップ、他、各自観光を楽しんでください。 各自ランチ を済ませ、 午後 鉄道タリスでパリへ移動します。パリでの宿泊は3つ星の「ホテル アルハンブラ」 です。   
    [ パリ、「オテル・ド・ラヴニール」泊 ]

     
    5日目 3/7(月)
    午前中 クリニャンクールの市にお連れします。松浦先生が足繁く通うショップ、他、アンティークの達人、石澤季里の案内で蚤の市散策を楽しみます。 夕方から  石澤季里の自宅に集まり、今回の旅の戦勝品のお披露目会をします。また、それを使ったアクセサリーのアイデアを練ります。食事は石澤の自宅にて。手料理でおもてなしいたします。      
    [ パリ、「オテル・ド・ラヴニール」泊 ]

     
    6日目 3/8(火)
    午前中 松浦先生の指導のもと、旅の想い出になる唯一のジュエリーを仕上げます。 午後 19世紀に一世を風靡した扇ブランド「ディヴェルロイ」のアトリエを訪問して、扇のパーツや扇の作り方を見学します。また、手工芸のアトリエが並ぶバスチーユのビアディックの手作り傘のアトリエ「ミッチシェル・ユート」のアトリエを訪問します。彼が集めた何千点もの傘のパーツや女心を揺さぶる傘のコレクションを見学します。最後の夜を皆さんで楽しみましょう。      
    [ パリ、「オテル・ド・ラヴニール」泊 ]

     
    7日目 3/9(水)
    午前中 荷物をまとめ、チャーターバスで皇帝ナポレオン3世の妻、ユージェニー皇后が愛したシャンティーレースのミュージアムと競馬でも有名なシャンティー城を訪問。その後、ショーン・コネリー主演の映画「薔薇の名前」で一躍有名になった中世の美しい街、サンリスを見学します。一押しのティー・サロン「コンプトワール」で午後のお茶を楽しんだ後、空港へ。 23:25発 エールフランス航空AF274便で成田へ。      


     
    8日目 3/10(木)
    翌日 19:25着。        

     

    旅を楽しむためのプレ・クラス

    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #1
    ヨーロッパで出合ったアンティークとアップサイクルの魅力

    講師:松浦香苗

    年に1〜2回はパリにひと月滞在しながら、ヨーロッパ中を巡って蚤の市や手工芸品の美術館を巡っている松浦香苗先生。そんな松浦先生のお眼鏡にかなった古き良きものは、独特のセンスであっという間に素敵なアクセサリーに変身してしまいます。針仕事は苦手と断念している貴女にも嬉しい、そんなアップサイクルの楽しさを先生のコレクションとともに披露します。

    受講対象  
    講座名 「ヨーロッパで出合ったアンティークとアップサイクルの魅力」
    講師 松浦香苗
    日時 2016/1/7(木) 19時〜21時
    会場 経堂教室 教室アクセス
    受講料 5,800円
    (お茶、お菓子付き)

    松浦香苗(まつうら かなえ)

    テレビや著書を通してパッチワークのテクニックを教えるだけでなく、ヴィンテージ・ファブリックを研究し、戦後アメリカの生活文化を今に伝える活動を続けている。20年以上もパリを拠点に欧州のアンティーク・マーケットを巡っているが、そこで見つけた手芸小物をアップサイクルして作るアクセサリー作りが目下のお楽しみである。http://www.matsuurakanae.com/
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #2
    フェルメールとデルフト陶器

    講師:大平雅巳

    オランダ最高の風俗画家であるフェルメール。世界中に30数点しか存在していないといわれるフェルメールの絵の多くに、当時のヨーロッパで珍重されたデルフト陶器が描かれていることをご存知ですか?フェルメールの絵とともに、東インド会社の発展によって花開いたデルフト陶器のスタイルの変遷や価値を探っていきます。


    大平雅巳先生のご著書「西洋陶磁入門」(岩波新書)
    受講対象  
    講座名 「フェルメールとデルフト陶器」
    講師 大平雅巳
    日時 1/23(土) 14時〜16時
    会場 経堂教室 教室アクセス
    受講料 5,800円
    (お茶、お菓子付き)

    大平雅巳(おおひら まさみ)

    早稲田大学第一文学部美術史学専攻卒業。西洋陶磁史家。長年、美術専門の編集者として、陶磁器や考古学関係の書籍を編集するかたわら、現地調査を重ねるなどして、ヨーロッパ陶磁を専門に研究し、著作を発表している。2000年に日本で開催された「英国陶工の父 ジョサイア・ウェッジウッド」展の日本側監修者。著書に「Coffee or Tea マイセン」(共著、美術出版社)、「英国陶工の父 ジョサイア・ウェッジウッド」(共著、キュレイターズ)、「すぐわかるヨーロッパ陶磁の見かた」(東京美術)、「西洋陶磁入門」(岩波新書)、「マイセン」(共著、玉川大学出版部)がある。
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #3
    ロココ時代の淑女に倣う LOVEアクセサリーの遣い方

    講師:石澤季里

    ポンパドール夫人からマリー・アントワネットまで、ロココ時代のギャラントリーな人生には不可欠だったLOVEアクセサリー。扇からバッグまで、淑女が殿方のハートに火をつける為に役立てたアクセサリーの歴史を紐解きます。

    受講対象  
    講座名 「ロココ時代の淑女に倣う LOVEアクセサリーの遣い方」
    講師 石澤季里
    日時 2/10(水) 19時〜21時
    会場 経堂教室 教室アクセス
    受講料 5,800円
    (お茶、お菓子付き)

    石澤季里(いしざわ きり)

    5年に渡るパリ暮らしの間、フレンチ・アンティークの専門学校に通い帰国。2000年1月より、アンティークからフランス文化まで多岐にわたる講座を開催するカルチャー・サロン「プティ・セナクル」を主宰している。著書に「パリ 魅惑のアンティーク」(CCCメディアハウス)他。https://www.antiqueeducation.com/
    石澤季里
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #4
    フランスの布〜リヨンの絹からトワル・ド・ジュイまで

    講師:福西弘美

    エリザベス1世の時代から世界中の王侯貴族を虜にしたリヨンの絹。そして、2015年に200周年を迎えたジュイの布やペーズリー柄のショールなど、モードの国、フランスを代表する布の歴史をお話します。

    受講対象  
    講座名 「フランスの布〜リヨンの絹からトワル・ド・ジュイまで」
    講師 福西弘美
    日時 2/17(水) 19時〜21時
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 5,800円

    福西弘美(ふくにし ひろみ)

    パリのクリスティーズにてフランス美術史を学んだ後、2000年に「メゾンダール」を設立、アンティーク家具、インテリアオブジェの輸入販売を行う。2004年からベルギーに居を移し、LEUVEN市 KL DECORのインターナショナルセールス担当。現在はヨーロッパ、日本の間を往復しながらライフスタイルショップ「ユーロライフスタイル」のショップオーナーとして活動を続ける。 http://www.eurolifestyle.net/
    福西弘美
    Preparatoire classe〜プレ・クラス

    #5
    オランダ 絵画のなかの食卓とアンティーク・シルバー

    講師:大原千晴

    東インド会社の成功に伴い、いち早くヨーロッパの先進国となったオランダ。そんなオランダの黄金時代に描かれた絵画を見ながら、貿易によって財を築き上げた庶民の暮らしと富の象徴であるシルバーウエアについて紐解きます。また、昨年、バカンスで1月オランダに滞在した先生自身が垣間見た、現代オランダの姿と食生活についてもお話頂く予定です。


    大原千晴先生のご著書「名画の食卓を読み解く」(大修館書店)
    受講対象  
    講座名 「オランダ 絵画のなかの食卓とアンティーク・シルバー」
    講師 大原千晴
    日時 2/25(木) 19時〜21時
    会場 経堂教室 教室アクセス
    受講料 5,800円
    (お茶、お菓子付き)

    大原千晴(おおはら ちはる)

    「英国骨董おおはら」店主。骨董銀器専門家。食文化ヒストリアン。早稲田大学法学部卒業。料理研究家の母・大原照子氏がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で骨董銀器の魅力に開眼し、1991年「英国骨董おおはら」開業。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)、「名画の食卓を読み解く」(大修館書店)。http://www.ohara999.com/
    大原千晴
    マダム・ジジからの手紙 モード・フリゾンのお城 石澤季里ブログバナー

    アルビオンアート
    lecoledesartistes
    これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝
    2012年6月8日発売
    「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里