• 旅カルチャーコース〜過去に実施された旅

    2014年「白夜のデンマーク、シェラン島、フュン島、エーロ島」

    旅カルチャーコースは、旅して学ぶ講座です。
    2014/6/14〜6/21

    白夜のデンマーク、シェラン島、フュン島、エーロ島 6泊8日

    プレ・クラス:計5回
    主催:プティ・セナクル
    写真は参考イメージです。

    〜 アンティークとグルメと花に溢れる3島を訪れるアイランド・ホッピングの旅 〜

    今年の夏は、久しぶりにフランスを離れ、北欧、デンマークへ皆さんを御連れしようと思います。昨今、風力発電やオーガニックフードでもよく話題に上るデンマークは、大自然に囲まれた美しくエコな国。人はとても優しく、そこに身を置くだけで癒される土地柄です。身体に及ぼすストレスを極限まで取り除いた”エルゴノミクス”な家具と手工芸の逸品に彩られた彼らの暮らしを体験し、その幸福度の高さを実感しましょう。著書「パリ&パリから行くアンティーク・マーケット散歩」でも取り上げたアンティークショップ、現地のエグゼクティブが注目するリゾート・アイランド、エーロ島、また、話題のグルメ・レストラン「ゲラニウム」など、普通のツアーでは体験できないお楽しみが盛りだくさん。プティ・セナクルならではの、センス溢れるラグジュアリーな旅を御一緒しましょう。

    プティ・セナクル代表 石澤季里

    定員:7名

    旅の日程

    1日目 6/14(土)
    11:40 成田空港発 SK984で一路、コペンハーゲンヘ。 16:05 同日着。タクシーで街の中心街、チボリ公園や市庁舎からも近いRadisson Blu Royal Hotelへ。デザインは、北欧のミッドセンチュリーを代表するアルネ・ヤコブセンです。「エッグ」や「ありんこ」チェアの座り心地を楽しんでください。この時期の北欧は遅くまで日が沈まない白夜です。 夜のチボリ公園 を散策し、公園内で軽く夕食を取ります。
    [ コペンハーゲン、「ラディソン ブル ロイヤル ホテル」泊 ]
    デンマーク
    ●エッグ、スワン、名作チェアが並ぶホテル ●朝食はセブンチェアのダイニングで ●きらめくチボリ公園はファンタジーの世界!
    2日目 6/15(日)
    朝食後 集合してコペンハーゲンの有名なアンティーク・ストリート、ラウンスボーゲードのアンティークフェアを楽しみましょう。今はもう製造されていないロイヤル・コペンハーゲンのアンティーク磁器など、お値打ち品がリーズナブルに手に入ります。石澤季里がお目当ての品物の真贋を鑑定し、適正価格で購入するお手伝いをします。  伝統料理スモーブローを現代的に変身させた「オーマンズ・エタブリスモン」で遅めのランチ 。 午後  ローゼンボー宮殿や工芸博物館を見学。 夕食 港町ニューハウンで魚介料理に舌鼓を打ちます。
    [ コペンハーゲン、「ラディソン ブル ロイヤル ホテル」泊 ]
    デンマーク
    ●ラウンスボーゲード通り ●「スモーブロー」とはデンマーク風オープンサンドのこと ●カラフルなニューハウンの家並み
    3日目 6/16(月)
    朝食後 石澤季里の旧友で、元ジョージ・ジェンセンやロイヤル・コペンハーゲンのマーケッティング・ディレクターで、デンマークの家具や工芸品に造詣が深い今回のガイド役、ポール・エリック・クリスチャンセンさんと合流。彼の運転で一路フュン島 へ。かもめと競争しながら、海すれすれに走る道路や近代的な橋から眺める青い海を堪能ください。 童話作家アンデルセンの生まれ故郷 、オーデンセへ。かつて作家が暮らした愛らしい家を改造した資料館やアンティークショップを訪れます。 ジョージ・ジェンセンやハンス・ハンセンのシルバージュエリーやアール・ヌーヴォー・スタイルの花瓶や美しい色合いのガラスなど、 コペンハーゲンでは見つからないお宝が購入できます。 フェリーで車ごとさらに南下します。かつては漁業で栄えたエーロ島 は、現在はエグゼクティブの別荘地 として有名です。グルメレストランでディナーの後、「ペンション・ヴェステルガード44」に滞在。 世界のハネム ーン客が訪れる、ロマンティックなインテリアのホテルです
    [ Aroskobing、「ペンション・ヴェステルガード44」泊 ]
    デンマーク
    ●ガイド役のポールさん ●シルバーやガラス、陶磁器・・・、デンマークならではのアンティークの逸品に出会う
    4日目 6/17(火)
    午前・午後 デンマーク人の日常を体験します。 オーガニック・マーケットや資料館を訪れるも、浜辺でのんびりするもよし。夏のリゾートを満喫しましょう。 夕方 ポール・エリック・クリスチャンセンさんの別荘でディナー を楽しみます。 デザイン感覚に優れたデンマーク人の素敵な暮らしぶりを覗きましょう。
    [ Aroskobing、「ペンション・ヴェステルガード44」泊 ]
    デンマーク
    ●石畳の街並みや古い風車のある水辺の景色・・・、心地良いスケール感の島で心も体ものんびりと
    5日目 6/18(水)
    朝食後 シェラン島のオドシェア地方にあるバロック様式の古城に向かって出発します。雑誌「家庭画報」でも取材された「 ドラゥショルム・スロット」です。伝統と革新が絶妙にミックスされた料理とアンティークな装飾で彩られたシャトーホテルのインテリアを楽しみます。(部屋数に限りがあるのですべてツインユース)
    [ Horve、「ドラゥショルム・スロット」泊 ]
    デンマーク
    ●バロック時代の古城ホテルに滞在。インテリアとお食事、ゆったりエレガントな時間を堪能しましょう
    6日目 6/19(木)
    朝食後 旅のハイライト!早朝ホテルを後にし、アルネ・ヤコブセンが開発に携わった夏の別荘地、ベルビューまでドライブします。彫刻のように美しい家具をデザインした巨匠、 フィン・ユールの家 とフランス印象派のコレクター、ウイルヘルム・ハンセンの美術館を見学した後、カフェテラスでランチを楽しみます。 午後 「バベットの晩餐会」「アフリカの日々」 の作家、アイザック・ディネーセンの森の家で森林浴を楽しんだ後、コペンハーゲンに戻ります。住宅街にあるブティック・ホテル「アヴェニュー・ブティック・ホテル」にチェックイン。 後、 フリー。デンマークを代表するデザイン・グッズが全て揃うデパート、イルムス・ボーリーフスのある目抜き通りストロイエやアンティーク街ブルゲード通りでのショッピングを楽しんでください。世界的に有名なフラワーアーティスト、テー・アナスンのフラワーショップも見逃せません。 ディナー 「ノマ」としのぎを削る、ミシュラン2つ星。フランス料理界の重鎮によって選ばれるボキューズ・ドールを3年連続で受賞し続けるラスムス・コフォードシェフの「ゲラニウム」にて。最後の晩を美味しく楽しく過ごしましょう。
    [ コペンハーゲン、「アヴェニュー・ブティック・ホテル」泊 ]
    デンマーク
    ●ゲラニウムの美しいお料理とインテリア ●テー・アナスンの世界感に触れる ●フィン・ユールが自ら設計した自邸を見学
    7日目 6/20(金)
    出発までフリー。希望者は美味しいものの宝庫、イズラエル広場のマーケットに御連れします。  12:45 集合。15:45 コペンハーゲン国際空港発 SK983便で成田へ帰国します。
    [ 機内 泊 ]
    デンマーク
    ●コペンハーゲンの街を体感しよう
    8日目 6/21(土)
    翌日9:35 成田空港着。

     

    旅を楽しむためのプレ・クラス

    Préparatoire classe〜旅カルチャーコース

    #1
    作家アンデルセンに学ぶ、めげないこ・こ・ろ

    講師:石澤季里

    様々な逆境に見舞われながらも、美しく、そして、心に響く童話を書き続けたアンデルセン。彼の人生とその作品から、デンマーク人気質、そして、その国の歴史を紐解いていこうとおもいます。

    ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)
    講座種別
    日時 4/5(土)  14時〜15時半  
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 5,800円
    お茶、お菓子付き

    石澤季里(いしざわ きり)

    5年に渡るパリ暮らしの間、フレンチ・アンティークの専門学校に通い帰国。2000年1月より、アンティークからフランス文化まで多岐にわたる講座を開催するカルチャー・サロン「プティ・セナクル」を主宰している。著書に「パリ 魅惑のアンティーク」(阪急コミュニケーションズ)他。https://www.antiqueeducation.com/
    Préparatoire classe〜旅カルチャーコース

    #2
    北欧のシルバージュエリー

    講師:佐藤秀和

    憧れのジョージ・ジェンセン以外にも、王立国、デンマークやスウェーデンには長年、素晴らしいシルバーウエアが存在しました。そんな北欧シルバーのブランドとデザイナーのホールマークを学びながら、今なお目に新しいスタイリッシュな北欧シルバーを手に入れる近道についてお話します。

    講座種別
    日時 4/20(日) 14時〜15時半  
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 5,800円
    お茶、お菓子付き

    佐藤秀和(さとう ひでかず)

    1945年東京生まれ 1968年日大芸術学部卒 1969-1986年デンマーク住、骨董店経営 1987-2006年東京、横浜で骨董店経営、主に ロイヤルコペンハーゲン、ジョージジェンセン等の銀製品が専門 2006年以降、国内外骨董でのインターネット取引を中心とする http://www.antique-hammer.jp
    Préparatoire classe〜旅カルチャーコース

    #3
    北欧デンマークの生活デザイン

    講師:島崎信

    「エルゴノミクスで有機的」なスカンジナビアの家具は、常々、『幸福の象徴』と喩えられます。 なかでも、フィン・ユールやアルネ・ヤコブセンといった巨匠を生み出したデンマークの土地柄と、その卓越したデザイン・センスから、彼らの暮らへの拘りと 心地よさの原点を探っていきましょう。

    講座種別
    日時 5/18 (日) 14時〜15時半  
    会場 ジェオグラフィカ 3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 5,800円
    お茶、お菓子付き

    島崎信(しまざき まこと)

    東京芸術大学美術学部工芸科図案部卒業後、デンマークに渡り王立アカデミー建築科修了する。国内外でインテリアやプロダクトデザインを手がける他、家具に関する展覧会やセミナーを企画し、近代北欧家具デザインの素晴らしさを提唱している。武蔵野美術大学教授。日本インテリア学会副会長。日本フィンランドデザイン協会理事長。著書に「一脚の椅子・その背景」(建築資料研究社)「フォトエッセイ・世界のインテリア」(トーソー出版)他、多数。
    Préparatoire classe〜旅カルチャーコース

    #4
    ロイヤル・コペンハーゲンとデンマークの陶磁器

    講師:大平雅巳

    デンマークを象徴する陶磁器メーカー「ロイヤル・コペンハーゲン」。「フローラ・ダニカ」や「ブルー・フルーテッド」、等、皆が知るシリーズだけでなく、アール・ヌーヴォー期や後に合併した「アルミニア」の陶器など、今でもアンティーク・ショップで手に入れられる可能性のあるデンマーク陶磁器の魅力についてお話します。

    講座種別
    日時 5/24(土) 15時〜16時半  
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 5,800円
    お茶、お菓子付き

    大平雅巳(おおひら まさみ)

    早稲田大学第一文学部美術史学専攻卒業。西洋陶磁史家。長年、美術専門の編集者として、陶磁器や考古学関係の書籍を編集するかたわら、現地調査を重ねるなどして、ヨーロッパ陶磁を専門に研究し、著作を発表している。2000年に日本で開催された「英国陶工の父 ジョサイア・ウェッジウッド」展の日本側監修者。著書に「Coffee or Tea マイセン」(共著、美術出版社)、「英国陶工の父 ジョサイア・ウェッジウッド」(共著、キュレイターズ)、「すぐわかるヨーロッパ陶磁の見かた」(東京美術)、「西洋陶磁入門」(岩波新書)、「マイセン」(共著、玉川大学出版部)がある。
    Préparatoire classe〜旅カルチャーコース

    #5
    グルメレクチャー パーティの歴史シリーズ
    vol.25映画『バベットの晩餐会』

    講師:大原千晴

    デンマークを代表する女流作家、アイザック・ディネーセン。自らを「笑う人」と比喩する彼女の数奇な人生と著書「バベットの晩餐会」に登場した豪華なディナーのディテールを、当時の女性が置かれていた19世紀後半という時代背景を切り口に、食文化ヒストリアンの大原千晴先生が熱く語ります。会場は日本における「バイキング」発祥の地、帝国ホテル。皇居や日比谷公園を臨む最上階「アクア」にて、スカンジナビアならではのスモーガスボードスタイルの料理をお楽しみいただきます。

    講座種別
    日時 6/1(日) 11時半〜14時半  (受付:11時15分〜)
    ※2014.05.30訂正
    11時〜14時  (受付:10時45分〜)
    ※時間厳守でお願いします
     
    会場 日比谷、帝国ホテル17階 インペリアルラウンジ「アクア」
    http://www.imperialhotel.co.jp/j/
    受講料 12,000円
    バイキング料理、ワイン、 食後のお飲み物付き

    大原千晴(おおはら ちはる)

    「英国骨董おおはら」店主。骨董銀器専門家。食文化ヒストリアン。早稲田大学法学部卒業。料理研究家の母・大原照子氏がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で骨董銀器の魅力に開眼し、1991年「英国骨董おおはら」開業。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)、「名画の食卓を読み解く」(大修館書店)。http://www.ohara999.com/
    マダム・ジジからの手紙 モード・フリゾンのお城 石澤季里ブログバナー

    アルビオンアート
    lecoledesartistes
    これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝
    2012年6月8日発売
    「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里